産後のカラダはどう変化してる?
いつも、数ある産婦人科の中から
当院に通院いただき、ありがとうございます。
赤ちゃんとの生活が始まると、毎日があっという間に過ぎていきますよね。
その一方で、
「なんだか体が思うように動かない」
「気持ちが不安定になりやすい」
と感じているママも多いのではないでしょうか。
産後のママの体は、出産という大仕事を終えて、まだ回復の途中です。
時間をかけて、少しずつ元の自分に戻っていきます。
体や心の変化は、知っておくだけでも気持ちがラクになるものです。
今回は、助産師りんが産後のカラダの変化と、ママができることをご紹介します。
① 体型の変化
出産のとき、赤ちゃんが通れるように骨盤は大きく開きます。
そのため産後しばらくは、骨盤が開いて不安定な状態になっています。
例えば、
「お腹のたるみが気になる」
「体重がなかなか戻らない」
といった変化を感じる方も少なくありません。
妊娠中、約10か月かけて変化してきた体です。
すぐに元通りにならなくても大丈夫。焦らず、ゆっくり整えていきましょう。
② ホルモンバランスの変化
妊娠中に多く分泌されていた女性ホルモンは、出産を境に急激に減少します。
また、骨盤や関節をゆるめる働きをする「リラキシン」というホルモンの影響も、産後しばらく続きます。
このようなホルモンバランスの変化によって、
「気分の浮き沈みがある」
「イライラしたり、涙もろくなったりする」
「疲れやすい・寝不足になりやすい」
といったことが起こりやすくなります。
これはママの性格や頑張りが足りないせいではなく、体の自然な変化によるものです。
③ 心とメンタルの変化
初めての育児や慣れない生活のなかで、心にも負担がかかりやすい時期です。
「ちゃんとできているか不安」
「うまくできない自分を責めてしまう」
「ひとりで頑張っているような孤独感がある」
このような気持ちになるのは、決して珍しいことではありません。
つらい気持ちが続くときは、一人で抱え込まずに、助産師やスタッフに気軽にご相談くださいね。
④ 体の不調が出やすい
産後は、体のあちこちに不調が出やすい時期でもあります。
例えば、
「腰痛・肩こり」
「恥骨痛・股関節痛」
「尿もれ・便秘」
「手首の痛み(腱鞘炎)」
などがあります。
抱っこや授乳で同じ姿勢が続くことに加え、骨盤まわりの筋肉やホルモンの変化も影響しています。
でも大丈夫。からだも心も、少しずつ回復していきます。
⑤ ママができる3つのこと
産後の回復のために、ママができることをご紹介します。
1. 休むことを最優先に
家事や育児をすべて完璧にこなす必要はありません。
赤ちゃんが寝ているときなど、寝られるときにしっかり休んでOKです。
2. 栄養をしっかりとる
産後の体の回復や授乳には、たくさんのエネルギーが必要です。
バランスの良い食事で、元気をチャージしましょう。
3. 無理せず頼る
パートナーや家族など、周りのサポートを遠慮なく受け取ってくださいね。
「手伝って」と声に出すことも、大切なセルフケアのひとつです。
自分を大切に、ゆっくり過ごしていきましょう
産後のカラダの変化は、赤ちゃんを迎えるために頑張ってきた証です。
ママの笑顔は、赤ちゃんの一番の安心。
自分のことも大切にしながら、ゆっくりと過ごしていきましょうね。
気になることや不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
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