2019年4月26日より小川産婦人科の5代目院長となりました室谷毅と申します。
令和という新しい時代に、100年間平野の地で母子の幸せに貢献してきた小川産婦人科を継承させて頂いたことに感謝し、地域の皆様に更に誠心誠意貢献していく所存です。
私はいくつもの困難を乗り越えながら、未来を担う子どもたちを育む母親という存在のお役に立ちたいと考えて、産婦人科医を志し、妊娠・出産の世界に魅せられました。
これまで、年間出生数が約1300の総合病院で産婦人科医として働いてきたなかで、病院を訪れる女性お一人おひとりにより深く関わり、さらに素晴らしい人生を歩むお手伝いをしたいと考えるようになり、小川産婦人科を引き継ぎました。
当院では地域の妊婦の皆様やそのご家族が安心できる医療のご提供をめざし、訪れる皆様が自己重要感を満たせる愛情あふれる場所にしていきたいと考えております。
そして、新しい生命の誕生を迎えた皆様がこれからの未来に期待し、ワクワクする日々を送れるよう精一杯お手伝いいたします。
また、婦人科の症状や病気は、女性が豊かな人生を過ごすうえで重大な問題です。
当院では女性が自分らしく豊かな一生を歩むサポートをすることを目標に、妊娠・出産のケアだけでなく、その後一生涯にわたる女性の健康維持にも注力していきます。
蓮華は泥の中に咲く美しい花です。人間の一生の中で苦しみを感じないことはないと言われておりますが、「希望というのは苦しみから生まれる」という言葉もあります。
泥(苦しみ)の中から美しい蓮華(希望〉を咲かせることをお手伝いするのが当院の目的です。
令和という時代には一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができるようにという願いが込められております。
当院を訪れる皆様にとって、いま以上に自分らしく生きるきっかけとなれるようスタッフ一丸となって
全力でサポートさせて頂きますので何卒よろしくお願い申し上げます。
令和2年10月から、当院で勤めています。
勤め始めてからの印象は、他のクリニック、病院と比べて、お一人当たりの診療時間をとても長く設定しているというところです。
また、妊婦さんや産婦さん、お産後のお母さんへは、手厚いケアとともに、皆様の健康と笑顔のために、多くの励ましを提供できるスタッフが揃っています。
そして私自身も、僻地勤務での総合的な医療に貢献してきた経験と、大学病院での産婦人科専門医としての見知をふまえ、皆様の不安や疑問を解消し、笑顔でお帰りいただけるよう努めています。
お産だけでなく、お母さんの身体の問題を親身に解決してくれる、そんなクリニックです。
副院長
高澤 環志
お母さんを豊かな
感情で満たすこと
緊急時に高度医療機関と連携し早急に対応できるよう体制を整えています
小川産婦人科は、企業と協力し事業を行なっています。
いのちの授業とは、
「妊娠・出産についての生理的なメカニズムに加えて、「生まれくる力」を伝え、学ぶことで、次世代の自己肯定感を育むことを目的とした授業です。
自分自身や他者のいのちの力を知って、「いのちを大切にできる大人になって欲しい。」「自分を幸せにできる大人になって欲しい。」という願いを込めて、授業を提供しています。また、赤ちゃんをゲストとしてお招きし、実際に赤ちゃんと触れ合い、赤ちゃんのお母さんから妊娠・出産・子育ての思いを聞くことで、親の思いやいのちの偉大さを体感してもらい、自分や周りの仲間の「いのち」の大切さを体感してもらう授業を提供しております。
当院はインドネシア・バリ島にあるロビン・リムさんが運営する無料の助産施設:ブミセハット国際助産院を支援しています。ブミセハット国際助産院は24時間365日、貧しい妊産婦に無償医療を提供しています。
妊産婦死亡率が東南アジアで最低水準であるインドネシア。
ロビン・リムさんは、この窮状に立ち上がりました。私たちは、世界の周産期医療を支える1人として、ブミセハット国際助産院を応援しています。
ブミセハット国際助産院を運営するロビン・リムさんは、一般社団法人Earth CompanyのImpact Hero 2016受賞。2011年に”CNN Hero of the Year”を受賞。”Bayanihan Peace-builders Award”をフィリピン大統領より受賞しました。